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5/22 (wed) サインコ・ナムチュラク+内橋和久 京都公演
05/22・19:30 〜22:30
サインコ・ナムチュラク Sainkho Namtchylak
内橋和久 Kazuhisa Uchihashi
トゥバ出身でホーミーから伝統的古典まで7オクターブ出る声を駆使して世界的にも類稀なヴォーカリスト、
サインコ・ナムチェラクとギタリスト、ダクソフォン奏者、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサー、
また維新派の音楽担当としても活躍している内橋和久とのデュオです。
関西公演は京都のみです。お見逃しなく。
OPEN 19:30 / START 20:00
adv.3200yen+1drink / door.3500yen+1drink
サインコ・ナムチュラク Sainkho Namtchylak
ホーミー(喉歌)、古典、電子音楽、仏教的な思想を組み合わせて表現することのできる、
世界的にも類稀なヴォーカリストとして知られている。ロシア連邦トゥバ共和国の小さな村
で生まれた彼女の初めての音楽的なインスピレーションは、南シベリアからモンゴルまで続
く無限の砂漠と草原(ステップ)の遊牧の民だった祖母が歌う子守唄からもたらされたもの
だった。
モスクワのグネーシン音楽院で声楽を専攻し、同時にトゥバやモンゴルに特有の喉歌による
倍音唱法やソビエト時代に長らく禁じられてきたシベリアのラマ教、シャーマニスティック
な伝統をも学ぶ。その後、トゥバ共和国の国立民族音楽団の歌手としてキャリアをスタート
し、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダを回るツアーをおこなう。
1988年には、民族的要素と現代的な要素を組みわせたスタイルをつくり出そうと試みるソビ
エト連邦のジャズアンサンブルTri-Oの主要メンバーとして西洋のメディアから注目を集め、
その表現は驚きをもって迎えられた。また、ヨーロッパの音楽家とも積極的にコラボレート
しており、1993年にヨーロッパのレーベルから『Out of Tuva』を発表し世界の音楽シーンに
衝撃を与えた。 美術家、書家でもあり、民族の叙事詩を用い、声の表現やエレクトロニクス、
ライブペインティングを融合させた総合的なパフォーマンスを、ウィーンを拠点に世界各地で
行っている。7オクターブともいわれる声域と技術、芸術的なリサーチと文化的・宗教的背景
に裏打ちされた彼女のパフォーマンスは「過去も、現在の最先端あるいは未開の領域までも、
聴かせ、旅させる」と評されている。内橋とのデュオプロジェクトは、トゥバの古歌と即興
演奏を融合させるもの。2人のニューアルバムも夏以降中国でリリースされる。
内橋和久 Kazuhisa Uchihashi
大阪府生まれ、ベルリン在住。
ギタリスト、ダクソフォン奏者、コンポーザー、アレンジャー、
「イノセントレコード(旧 前兵衛レコード)」主宰。 インプロヴィゼーショントリオ/アル
タードステイツ主宰。 83年頃から即興を中心とした音楽に取り組み始め、
音楽家と共演。
中でも、劇団・維新派の舞台
琢磨を促す「場」を積極的に作り出し、95年から即興ワーク
ク・アクション」
イノセンス
くるりの プロデュース、ツアーメンバーとしても活動。
の交流の必要性を説く。また、
げ、大阪フェスティバル・
でも知られる。現在はベルリン、東京を 拠点に活躍。 ソロプロジェクト“FLECT”ではエレ
クトロハーモニクスの1
駆使して、もはやギ ターを超越したサウンドスケープを作り上げる。
ルタードステイツや超即興では、
ヴィゼーション(即興)とコンポジション(楽曲)
近年では親友でもあるギタリスト/ハンス・ライヒェルの発明によ
演奏者としても知られている。