▼出演
長谷川健一
SIRMO STAD
color chord
ベランダ
Amia Calva

▼ライブペイント
yellow jam
岡本梨奈
高石瑞希
うえこ

★名古屋 / 京都のライブ来場者には特製ビックリマン（ぽい）シールをランダムでプレゼント
イラスト：Tateyama Kanako

◇ OPEN 18:00 / START 18:30
◇ adv.1800yen +1drink / door.2300yen + 1drink

Amia Calva

いつだってうまく泳げるわけではない。世界のスピードは速く、おぼれそうになることも多々ある。
水底を転がり、日々を飲み込んでは吐き出し、焦燥に絡まり、挫折に足をとられ、
妥協と言い訳に住処を追いやられ、そしていつのまにか錆びついてゆく自分に気付いたとき

―ふと水面を見上げると、その魚が泳いでいる。

その泳ぎっぷりはゆっくりだが、けっして悠然とは言えない。ぎこちなく方向を変え、
明後日の方向を見つめ、自嘲気味に鰭をぱたぱたさせ、いったいどこに行くのだろうと、
あなたはすこし心配にすらなる。
その瞬間、だ。そいつは鰓から大きく息を吸い込む。眼差しが鋭さを帯びる。鈍色の鱗がぎらりと光を放つ。
そして、きみは見るだろう。
たった一度ゆっくりと、鮮やかにひずんだ音響をともなって、空中に高く飛び上がる大きな魚影を。
京都盆地の片隅に生息する、この絶滅危惧種の大型魚のことを<アミア・カルヴァ>と呼ぶそうだ。

Gt.Vo 堤サバヲ / Gt ノズエタカヒロ / Ba ともこ / Dr ワカマツ

ベランダ
Vo.Gt. 髙島颯心 Ba.Cho. 中野鈴子 Dr.Cho. 金沢健央

2014年4月結成、京都を中心に活動するロックバンド。
前身バンドを解散後、髙島と金沢により結成し、サポートメンバーを入れてライブ活動を開始。
2015年6月に中野が加入し、現在はサポートメンバーを含む4人で活動中。
はっぴぃえんどをはじめ、スピッツやくるりなど、日本語のポップ、ロックミュージックに
影響を受けたサウンドに乗せて、季節の移り変わりや街の景色を切り取るように歌を紡ぐ。

2015年10月、自主制作シングル「最後のうた / 朝」をリリース。
2016年4月、iTunes Store限定シングル「海になれたら」をリリース。
2016年6月、RO69JACK2016 for ROCK IN JAPAN FESTIVALにて入賞アーティストに抜擢。

color chord
北海道札幌市を拠点とする3人組ロック・バンド。
洋邦を問わず、ロックやジャズ、カントリー、フォークやソウルなど、自分たちが聴いて感動した音楽を吸収して、
新たなグッドミュージックを作っている。
言葉の組み合わせによっていくつもの意味が生まれる日本語の言語としての面白さやメロディとの
譜割りによる気持ち良さを踏まえた、芯を貫くメッセージ性を重視している。
奇をてらったり派手な表現をせずとも平坦の中に面白みを含ませるアレンジ、つい口ずさんでしまうグッドメロディが魅力。

2008年からライヴ活動を始め、幾度かのメンバーチェンジを経て、2011年に現編成へ。
翌年以降は東京や関西などでも精力的にライヴ活動を展開。
2013年には世界規模で開催された米ロサンゼルス出身のフォーク・ロック・バンド”Dawes”の
カヴァー・コンペティションにて優勝を飾る。
2016年3月、バンド初の全国流通ミニ・アルバム『くらし』をリリース。
発売日翌週に東京にて2デイズで行われたリリースパーティーを皮切りに、札幌、小樽、
苫小牧、京都、大阪を巡る全国ツアー「くらしのデス・ロードツアー」(8公演)を開催。

長谷川健一
2007年ミニアルバム『凍る炎』、『星霜』をmap/comparenotesより二枚同時リリース。
2010年ファースト・フルアルバム『震える牙、震える水』をP-VINERECORDSよりリリース。
2011年「FUJI ROCK FESTIVAL 」、「SWEET LOVE SHOWER 」に出演。
歌が純粋に歌として響くことの力強さを湛える優しくも切ないその声は、聴くものを深遠な世界へといざなう。
京都が産んだ天才シンガー・ソングライターとして、多くのファンやアーティストから高い評価を得ている。
2013年Jim O’Rourke(ジム・オルーク)プロデュースによるセカンド・フルアルバム『423』をリリース。
同年12月、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文によるレコーディング・ディレクションとコーラス参加のもと、
珠玉のカバー集『my favorite things』をリリース。
2015年には、奈良を拠点に全国で活躍する3ピースロックバンドLOSTAGEとともにスプリット7インチ
『僕は今ここにいる / 遠くへ/砂の街』を4月18日のRECORD STORE DAYにあわせリリース。
「PARASOPHIA・京都国際現代芸術祭2015」にて、やなぎみわSTP「舞台車上・中上健次ナイト2015」の
コーディネート・ライブ演奏を務める。
12月16日、サード・フルアルバム『Breath』をリリース。
http://www.kenichihasegawa.com

SIRMO STAD
京都を中心に活動するロックバンド。
正負両極のベクトルを浮遊感と衝動、耽美さを持って自由に往来する楽曲。
Vo.アベフミヒコよる中性的なテナーボイス。その独創的世界観はemo、ambient、postrock、shogazer、
音響派など多方面から賞賛を受けている。